30代のころじゃったかな
花の名前を覚えようと
四季別の写真集とでもいうのかな
いやいや百科事典のような体裁ではなく
持ち歩けて手に持ってめくれる安物のやつじゃよ
だから有名な花が取り上げられていた
よく仕事中に見かける花の名を
その本で覚えたもんじゃ

その中に紹介されていた小さな花があった
どうやら説明によると自生しているという
小さい花じゃったが　その姿がワシには
あれあれ　あの映画の怪物を連想させた
あれじゃよ　あれあれ
名前がちっとも出てこないのが困りものじゃ
年寄りじゃからそれも仕方ない事じゃがの
シガニ―何とかといったな
また名前が出てこない
宇宙の異生物と戦う強い女の役をやってた
あの子じゃが　その後何作も続編できた
あれあれ
あなた様はまだお若いし
頭の回転も良さそうだから
もうお分かりじゃろうが
これまじで出てこないんじゃ
インベーダーじゃないなあ
まあ問題はそれじゃなくて
その意生物に似ていると
井生物となるの　漢字変換が定まらぬな
どれどれ　「異生物」と入力されておらんな
それじゃしゃあない
肝心なのは異生物のことではなくて
自生の小さな花の事じゃ
その名前も出てこないでは困るがな
出てこないんじゃ
それじゃ話にならんと
これは検索しましたのじゃ
便利な機能がありましてな
知りたいことを書くと
色々出てきますな
ほんとにいろんな方が色んなことを書いておられる
えらいもんじゃといつも感心しておりますのじゃ
今回検索したキーワードは
自生　ラン
これで何が分かるんじゃろ
何が出てくるんじゃろのう
こんなページが出てきましたわい
その中から
「野生ラン」
http://jousyuu2.sakura.ne.jp/yaseiran.htm
名前と画像も出ておる
よくまあ記録されたもんじゃ
名前をズーっと見ていく
名前を見たら思い出すじゃろ
しかし最後まで来たが心当たりの花の名は出てこない
見逃したかなと逆に名をたどっていった
シュンラン
おうおう　これじゃこれじゃ
春蘭とかくな
名前をクリックじゃ
画像が出てくる
まさにこれじゃ
http://jousyuu2.sakura.ne.jp/syunran.html
検索のおかげじゃこれを言いたかった
これを探しに近くの山に出かけて行ったということをな
そしてもう細かなことは省略するわ
書くのも面倒になってきたのでな
何しろ年じゃで　持続せんのじゃ
集中力がすぐ途切れて飽きてしまう
今3時半じゃな
4時には夕方の散歩に出かけるのでな
もうやめにしたいところじゃが
もう少し書いておこうかな

その花を探そうと思って出かけたのじゃが
舟形の送り火で有名な山じゃが
船山とも舟山ともいうんじゃが
300mもないじゃろ　あるかな？
まあ大体のところじゃから
細かなことはつっつかんでくれ
船山の正面から　というのはこっちの方の登り口は
ゴルフ倶楽部の倶楽部ハウスのすぐ手前を
ゴルフコースを横切って山にはいっていくのじゃが
つい最近この山に登ったコースじゃ
木立の中に入ると急斜面になっておる
こっちのコースじゃなくて
なだらかな裏のコースから登って行ったんじゃ
このコースもゴルフ場の下を横切ることになる
下というのは上をカートが走るレールがあるからじゃ
いわゆるゴルフコースの谷越えというのかな
少しその先を行くと秋葉神社がある
そちらの方へは行かずに上に上にと進むのじゃが
ゆっくり下を見ながら登ったのじゃが
その時はまだつれも元気じゃったでな
一緒に探したもんじゃ
「春蘭さんや～～～い」とな
「ホクロさ～～ん」と別名を読んだりしてな
そしていよいよクライマックス
もう少し先を行けば舟形の正面の帆の一番上の部分になる
という手前でな
いやいや　調子に乗って書いてきたが
山頂への道は避けて峠に出るコースを歩いたんじゃった
いいかげんなもんじゃな
書きながらこっちの方が劇的かなと計算しておったわ
いやいやここは正直に書いておかねばと
話しを起動？軌道修正
そしたら峠・・・ここから舟形の軽トラックが入れるコースとの分岐点　ゴルフコースを横切って急な道があるとこじゃ
大文字の時の薪を運ぶ車が入る程度の道がある
急な道じゃがそこは四駆なら何無く登れるんじゃろうな
さあその峠の手前で　大きな木の下で小さな春蘭さんがいてました
いやいや　今ならこういうことはいたしませんぞ　
何といっても野にあってこその春蘭さんじゃ
しかしその時はワシも若かった
持ち帰って家で育てましたな
ワシじゃなくてツレがな
華井尻庭いじりが好きな
華井尻と出ましたな
おもろいなあ
花いじりデンガナマンガナ
ここ笑うとこですぞ
もう笑うとこないでな
その後見事に花をつけてくれましたが
何年後か枯れてまった　申し訳ない