無名居士の 男70代は死に時 死に支度







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美人之図:上村松園の美人画 - 続 壺 齋 閑 話〜ブログの難しい記事にコメントする試み


上記記事から引用すると
“「美人之図」と題されたこの絵もその一つ。これは三畠上龍の「灯篭美人図」をほぼそっくり真似たものである。”


それならば三畠上龍の「灯篭美人図」とやらを観たくなる
検索すると下記で紹介されている過去の展覧会の記事の最初に出てくる画像がそれだった
《序の舞》への系譜・・・と題されて上村松園に関連付けられているのが意味深い



三畠 上龍とは・・・ウィキからの部分的引用と
彼の作品を見る為の参考にgoogle検索サイトを下に記します

三畠 上龍(みはた じょうりゅう、生没年不詳)とは、江戸時代後期の天保期を中心に活躍した浮世絵師。


京都に生まれ、岡本豊彦に絵を学んだのち大坂に住み、浮世風俗を写して一家を成した。


主に天保期に活躍し、肉筆美人画を専門とした絵師として知られる。


四条派の洒脱な様式を受け継ぎその花鳥画を巧みに織り込みつつ、美人の着る衣装の描写において荒く勢いある粗笨な筆を使い、華麗な色調と磊落さを合わせ持つ独特な一人立ちの美人風俗画を多く残している。上龍の画風は追随する多くの画人を産んで幕末の上方美人画の基調となり、その影響は上村松園ら近代の美人画にまで及んでいる。


「一人立ちの美人風俗画」と言う記述から思い浮かんだ事がある
それは日本舞踊
舞踊の世界に通じている訳ではないが
舞踊の美とは・・・のみならずひいては芸術の美とは何かを
考え教えられたのが舞踊家の武原はんの舞姿
たしかNHKの映像で観たのだが
私が思っていた舞踊のイメージ・・・舞の概念が一変した
舞と言ってもその時は極端に動きが少なく
まるで静止画を観ているようだった
わずかな動きだから舞姿・・・立ち姿の全体が良く見える
ゆっくりした動きにまったく無駄が無く
どの瞬間を切り取っても美しい
違和感が無い
乱れが無い
ゆっくりした動きでそれを可能にするのが芸であり
芸で見せるのが美であり
その美とは・・・バランスであり調和
先日亡くなられた瀬戸内寂聴の作品に
「美は乱調にあり」があったように思う
このタイトルも絶妙な趣きがあり
「美」を考えているとき意味深い


私が観たNHKの映像がないかと探したが見つからなかった
映像では雪の世界に小橋がある庭園にしつらえた舞台だったと思う
下の動画の題が「雪」
しかも74歳の舞だというのでこれを選んだ



【地唄 雪】伝説の舞踊家 武原はん 74歳
動画説明から一部引用

めざし、究めたのは「美」であるとともに、「品」だったろうと思う」ー松岡正剛の千夜千冊「武原はん一代記」より

https://1000ya.isis.ne.jp/0906.html

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